2026/08/10 11:00

今年も、子どもたちの元気な「わっしょい!」の声が北郷のまちに響きます!

北郷東商工会では、2026年9月5日(土)に「北郷こども神輿」を開催します。

こども神輿は、地域の子どもたちが力を合わせて神輿を担ぎ、北郷のまちを練り歩く恒例行事です。友達と声を掛け合いながら一つの神輿を担ぐ経験は、普段の学校生活とはひと味違う、特別な思い出になるはずです。

【開催概要】

日時:2026年9月5日(土)10:00~12:00
集合:10:00
出発:10:30
解散:12:00
集合場所:北郷東会館 裏駐車場

【参加対象】

北郷小学校に通う4年生以上の男子・女子
先着50名

参加してくれた皆さんには、参加賞もご用意しています!

昨年も、子どもたちの「わっしょい!わっしょい!」という元気な掛け声とともに、こども神輿が北郷のまちを巡りました。沿道から声を掛けてくださる地域の皆さんの姿もあり、子どもたちだけでなく、まち全体が笑顔になる一日となりました。

地域のお祭りや行事は、参加してくれる子どもたちがいてこそ、次の世代へつながっていきます。神輿を担いだことがない子も、もちろん大歓迎です。友達同士での参加も、一人での参加もお待ちしています。

保護者の皆さま、地域の皆さまも、子どもたちが一生懸命に神輿を担ぐ姿を、ぜひ沿道から応援してください!

今年の夏の締めくくりに、みんなで力を合わせて神輿を担ぎ、北郷でしか作れない思い出を一緒に作りましょう!

当日は「わっしょい!わっしょい!」と、北郷のまちを元気いっぱい盛り上げてください。たくさんの子どもたちのご参加をお待ちしています!

※基本、雨天決行です。ただし、当日の天候や状況により中止となる場合があります。

主催:北郷東商工会
共催:北郷東町内会



【祖父・市川利治から受け継いだ想いと、北郷の伝統】
 
ここからは、北郷東商工会の会長として、少し個人的なお話をさせてください。
 
今年は参加賞として、子どもたちに2,000円をお渡しします。
 
昨年までは、先着100名に1,000円の参加賞をお渡ししていました。今年は参加賞を2,000円に増やした代わりに、定員を先着50名としています。
 
つまり、参加賞の総額は昨年までと同じ10万円です。
 
物価高でお祭りの屋台も値上がりしています。1,000円では十分に楽しめない。それなら、限られた予算の中で、一人ひとりがしっかりお祭りを楽しめる金額にしようと考えました。
 
「なぜ、こども神輿を担ぐとお金がもらえるのか?」
 
それは、こども神輿でもらったお小遣いを持って、9月10日・11日に行われる白石神社のお祭りへ遊びに行けるようにするためです。
 
この考え方は、私の祖父・市川利治から受け継いできた“想い”であり、こども神輿とともに残していきたい伝統でもあります。
 
私が小学生だった頃の参加賞は500円でした。
 
それでも、こども神輿でもらえる500円が何よりも楽しみでした。自分で神輿を担ぎ、大きな声で「わっしょい!」と北郷のまちを歩いてもらったお小遣い。その500円を握りしめて白石神社のお祭りへ行くことが、子どもの頃の私にとって特別な楽しみでした。
 
だからこそ、7月5日に開催した北郷東郷土祭りでは、きちんと“収益”を出すことも大切にしています。
 
実際に、商工会のお祭りで収益を出すことに否定的な人はいました。
 
「地域のためなら身を削るべき。儲けるなんてもってのほか」という考え方です。
 
しかし、自己犠牲を前提にした地域活動は長く続きません。
 
お金が絡む行事は、町内会では少し難しい部分もあると思います。しかし、私たちは「北郷東商工会」=“商いの会”です。
 
商いによって収益を生み出し、その収益を次の活動や地域のために使う。これは、決しておかしなことではありません。
 
その収益は、誰かの懐に入れるためのものではありません。こども神輿を担いでくれた子どもたちへの参加賞など、次の地域行事へつなげるためのものです。
 
郷土祭りで地域の皆さんに楽しんでもらい、そこで生まれた収益を、次は子どもたちへ返していく。その循環があるからこそ、地域の行事を続けていくことができます。
 
先日、他の商店街のお祭りに行ったとき、催しを楽しむには基本的に料金を支払う仕組みになっていました。もちろん、それが悪いという話ではありません。
 
イベントを開催するにも、景品を用意するにも、会場を設営するにも、必ずお金がかかります。すべてを無料にして赤字を出し続ければ、どれだけ良い行事でも、いつか続けられなくなります。
 
地域の皆さんにお金を払って楽しんでもらい、運営する側はきちんと収益を出す。そして、その収益を次の地域行事や子どもたちへ還元する。
 
そう考えると、商工会という仕組みは、とても良いものではないでしょうか。
 
こども神輿も、ただ子どもたちにお金を渡すだけの行事ではありません。
 
子どもたちは神輿を担ぎ、大きな声を出して北郷のまちを歩き、地域を盛り上げます。その頑張りに対して参加賞を受け取り、自分で得たお小遣いを持って、今度は白石神社のお祭りを楽しむことができます。
 
これは、アルバイトに少し似た経験でもあります。
 
自分が何かに参加し、地域の役に立ち、その頑張りの対価としてお金を受け取る。そして、そのお金を自分で考えて使う。
 
金額以上に、子どもたちの成長につながる大切な経験だと思っています。
 
商いで生まれた収益を地域へ戻し、その中で子どもたちが楽しみながら社会やお金の流れを経験する。
 
それができるのも、私たちが町内会ではなく、“商いの会”である北郷東商工会だからこそだと思っています。
 
先日、札幌市内で開催される盆踊りが、20年間で半減したというニュースを見ました。今は神輿をはじめ、盆踊りや地域のお祭りそのものが開催されなくなった地域も少なくありません。
 
そんな中でも北郷では、今年も7月5日に北郷東郷土祭り、8月9日に盆踊り大会が開催され、そして9月5日にはこども神輿が行われます。
 
昔と変わらず、地域の伝統や文化を大切にし、行事を支えてくれる住民の方が北郷にはたくさんいます。私は、北郷は本当にいい地域だと思っています。
 
少子化でクラスが減ったとはいっても、北郷小学校と北白石小学校には、今も一学年に4~5クラスあります。北郷には、これから地域を担っていく子どもたちが、まだまだたくさん暮らしています。
 
子どもの数が減ったから地域行事をやめるのではなく、今いる子どもたちにこそ、北郷で育った思い出を残してあげたい。
 
500円から1,000円、そして今年は2,000円へ。時代とともに金額は変わっても、子どもたちに地域行事を楽しんでもらいたいという想いは変わりません。
 
こども神輿を担いだ思い出と、そのお小遣いを持って白石神社のお祭りへ行った思い出。その二つがつながって、北郷で育った子どもたちの記憶に残ってほしい。
 
祖父から受け継いだこの想いと北郷の伝統を、これからも次の世代へつないでいきたいと思っています。